かずちゃんの話 14


かずちゃんの病室は4人部屋で、わたしには簡易ベッドを貸してくれた。


入院した当初はほぼ寝たきり状態だったかずちゃんは
自分でトイレに行きたいと言っていた。
座ってトイレしたいと。

読ませていただいたブログに書いてあったけれど、
おしっこの方は寝たままでも割と簡単にできるけれど、
おっきい方はできるものではないらしい。


その時のかずちゃんはベッド横のポータブルトイレでできるまでになっていた。


次の朝からかずちゃんを見守っていたけれど、
かずちゃんは時折2人でホテルに泊まっているという錯覚に陥っているのがわかった。
それから気になったのが、看護師さんへの気の使い方。
看護師さんに何か尋ねられると、高めの明るい声で返事して、ちょっと何かしてもらうと
ありがとうございましたぁっと元気に挨拶した…明らかにおかしい。
そして、私がみんなよくしてくれるねっていうと、声を潜めて
そうでもないのよ… この前もエライ怒られたんやから・・・
明らかに、認知症だと理解した。


お昼前、リハビリに行くかずちゃんにも付き添った。
かずちゃん、平行棒の間をスタスタ歩いていて驚いた。
かずちゃんはこのリハビリを楽しんでいたし、療法士さんのことも大好きなようだった。
だけど、療法士さんに私のことを、妹です!と紹介してくれた。


そして、昼食を済ませて昼寝をしようと・・・・

その時気づいた。


わたし、朝から何も食べてないかも・・・
いや、夕べのビールが最後じゃないか?







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by kissinheaven6002 | 2013-07-13 20:01 | ははのこと | Comments(0)