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次の一手を打ってみた


今朝は6時を過ぎた頃から、スリスリ、スリスリと動きまわる音がする。

腰を悪くしてからトイレに行く足取りも随分遅くなってしまったのに、

何故かこの朝のミニ徘徊時は動きが速い。

私は相変わらずリビングで寝ているけれど、決して顔を合わせたりせず

そのスリスリの音だけを聞いている。



そしたらとうとう6時半を過ぎた頃、肩をとんとんされて、

 わたし、どうしたらいい?

と起こされた。
とりあえず寝ていただく以外にない。


その後朝食の時、どうしようかなぁって迷ったけれど、
今日も小規模の日だと伝えた。

今日の反応に至っては、小規模?何それ?誰が行くの?私?
と完璧にすっ飛ばしているのか、記憶にフタなのか・・・


何でもいいけど、行って入浴しなくちゃ! そしたら、

 あら?組合が別れたの?あんた二つ入ってるでしょ?

組合・・・どうやら今日はこのセンで攻めてくるようだ。
行く、行かないを言う前に、まずはすっとぼけ作戦。
その後行かないという泣き落とし作戦に移行するはず。


そうだ、相手に時間を与えてはいけない。こっちが速攻にでよう!
ということで、今朝は私が送っていくことにした。


着替えを手伝ってると、組合はどうするの?休んでいいの?と
言い始めてる。そんなこんなをやり過ごし、9時過ぎには小規模に送り届けた。


玄関に、センター長とケアマネが出て、迎えに来てくれた。

その時にはすでに不穏スイッチオン。
一言も話さず、顔がこわばっている・・・


当初のような不安状態に再び戻っていることも理解してくれているようで、
警戒レベルアップしてもらった。

当分は様子を見て、連絡なしに朝私が送り届けることにした。



本当はあんまりこの一手も使いたくなかった。
大したことではないかもしれないけど、これで私の車に乗ることさえ
警戒するようになったら病院にも行けなくなる。
その度にまた説得が必要になる。そんな些細なことが怖くて、
大したことではないのに新しい一手を使うことを躊躇してしまう。



そして、実はこれがちょっとめんどくさい。
マンションなので駐車場まで案外遠い。
その上、この季節、朝の車内は冷たい。
一度車をとりに行き、エンジンをかけて車内を温め、
母を迎えに部屋に戻る。
仕方ない、それくらい。



でも、無駄な待ち時間もなく母が行ってくれたので嬉しい。


気分がいいから母の洋服を少し整理しよう。














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by kissinheaven6002 | 2014-02-01 11:30 | ひとりごと。