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一つの命。


最近、テレビも見ないし、
何より、新聞も読まなくなってしまった。


今起こっていることが、もう受け入れられないからかもしれない。
なので、詳細は全くわかっていません。


でも、


人質となっていた彼はもう帰ってこないのでしょうか?





友人の一人が今回の事件にとても心を痛めています。
元々、原発のこととか、今の時代を憂いている人です。
だからと言って、国会議事堂の前に集まったりはしないけれど
いつも真剣に考えています。



今回のことでも、自分の健康まで害してしまうのではないかと、
心配になりました。


でも、私自身はどうかと言うと、新聞もニュースも見なくなったのは
自分の中にその事件を受け入れるスペースがもうなかったからだと思います。


これ以上の憂いを取り込みたくなかったのです。


その友人にしても健康を害するほどなどで
すでに憂いを取り込み過ぎていると思います。



もちろん、本人、ご家族のことを思うと
ただただ無事に帰ってこられることを願う気持ちに変わりありません。



でも、今のわたしはやっぱり、
たった一人でお母様の命を懸命につなぐ
放浪カモメさんを思わずにはいられません。


介護をしていると、日々なにかしら命、生命のことを思います。
介護者より少なくとも被介護者は生命の最期に近い場合が多いと思うので。


人質となった彼は、まだまだ生きなくてはならない年齢です。
小さなお子さんもいるようです。


世界中の人が無事を祈る一つの命。


そして世界には誰にも知られることはないけれど
懸命に守ろうとされている命もある。





最近、ココロの中に 井上陽水の 傘がない って曲が流れています。


世界にいろんなことが起こっていても
彼女に会いに行くための傘がない・・・




なんだか、文章がまとまりませんでした。



生きていくってホントに厳しい。


命はいつか絶えるもの。
だけど、その瞬間は、
苦しみや痛み、恐怖。そんなものがない穏やかな一瞬であって欲しい。










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by kissinheaven6002 | 2015-02-01 18:39 | ひとりごと。