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寝たきりという現実が。


今朝は、ちょっとすみません、の呼び声から始まった。

和室入り口付近に置いてある椅子に腰かけている。

聞けば、左足が痛くて立てないらしい。

ベッドから起き上がって、5,6歩は歩いているから、
どうしようもない状態ではないみたい。

でももう、どうしよう、どうしようのプチ不穏スイッチは入っている。
正直なところ、高齢者の痛い痛いにはての施しようはない。


朝ご飯に誘導したけれど、普段の半分程度で、絶対忘れない薬飲むのも忘れてるし。
脳内がまた新たな痛みに支配されているみたい。


今日は整形外科に行く日なので、注射のついでに様子を見てもらった。

看護師にも、痛くて情けなくてと訴えていたけれど、
看護師対応できず。そこは適当な一言でも答えろよ…


医師にも、特別どこが悪いわけじゃないけど、
足がかなり細くなってて、使わないから痛くなるみたいに言われて、
 
 このままじゃ、すぐ寝たきりになるよ

とバッサリ。私もたまに、寝たきりになるって言ってきたけれど、
私の言葉は理解できないのか、医師の口から出たら、メッチャ反応してた。

 そ、そ、そ、そんな、寝たきりなんてぇ・・・

それから医師が運動のやり方とか書いたパンフを取ってきてくれて、
母にも説明していた。


出かけるときは私の腕にぶら下がるように玄関まできたのに、
帰宅したら、なんとか一人でベッドまでたどり着いた。
それからベッドの上で足を上げたり下ろしたり、自主トレに励んでいた。

医師の口からでた、寝たきりって言葉の威力。

昨夜はオットが久しぶりに母の歩く姿を見て、

 すごい背中まがっちゃったなぁ。すぐ寝たきりになっちゃうんじゃない?

という、得意の近所のおっさんみたいな発言に
ちょっとイラっとしたばっかりだった。

すぐ寝たきりになっちゃうんじゃないかって、私に言われても困るわ。


ところが、昼過ぎて起きてきたら、前よりひどくなってるみたいで
歩けない。立ち上がれない。ポータブルトイレにも一人で行けない・・・




暗雲立ち込める。









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by kissinheaven6002 | 2014-02-20 15:35 | ひとりごと。